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深沢千尋

Author:深沢千尋
みなさんこんにちは、深沢千尋です。(公式ページ
文字コード【超】研究 改訂第2版NEW!」「すぐわかるPerl」「すぐわかる オブジェクト指向 Perl」の著者です。
ここでは、多くは技術的でないこと、ごくまれに技術的なことをなげやりに書いていきます。
メールは suguwakaruPerl@gmail.com まで。(アットマークは ASCII に)
Twitterはじめました。@query1000です。よろしく~

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呪いの言葉

人間は経験の奴隷になる。
成功体験にいつまでも支配されるのである。
うまくワークしたアドバイスはいつまでも覚えているし、そのアドバイスに従って暮らせば安心だと確信を持っているので、いちいち思い惑う手間が省ける。
そういう意味で、いろんなアドバイスをこれからも見つけて行こうと思っている。

ぼくは1960年代うまれのテレビっ子、ラジオっ子であって、むちゃくちゃマスコミの影響を受けて育った。
だから芸能人、有名人のアドバイスもものすごく取り入れる方である。

最近ではタモリさんが若い俳優を「テレホンショッキング」に迎えたときの一言がよかった。


若い俳優が、大きな仕事をもらって、出来るかなあと思ったけど、やってみたら、成功した。
そんなことを言っていたら、それを受けて、タモリさんがこう言ったのである。


(このCDの「雨降り午後」という曲がムチャクチャ好き)

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「大きな仕事って言うのは、急に決まるんだよ。タイミングが悪いんだよね。大きな仕事が出来るように、実力をつけて、自信満々で受けてやろうと思っても、そんなにうまく来ないもんなんだ。実力も経験もなくて、自信がないときに、突然決まる。それを受けて、なんとか頑張るしかないんだよ」

記憶からの引用であって、不正確である。
こんなに長く、クドクドと言ってはいなかったと思うが、こういう趣旨に受け取った。
この言葉は共感した人が多かったらしくて、ブログなどでも引いている人が多かったが、本当にそう思う。

もっと前にはモーニング娘。道重さゆみさんが、ラジオで「夜に眠れないときはどうすればいいですか」と言うリスナーの相談を受けて言ったことが良かった。

「仕事が忙しくて、寝る時間がない時に、絶対いま寝なきゃって思うんですけど、そういう時に限って、眠れないことが良くありますよね。そういうときは、さゆみは寝たふりでいいやって思います。とりあえず目をギュッってつぶって、朝までそうしている。お父さんに言わせると、これで半分は寝たことになるんだそうです。寝よう寝ようと思うと、焦っちゃって、良くないから、最初から寝たふりでいいやって思うようにしています」

これは超・実践的なアドバイスであって、非常に役に立っている。
お説教っぽくない、社会正義とか「人間本当はどうあるべきか」という俗流のアドバイスでない、毎日まいにち忙しい、ギリギリの彼女の日常から出た、経験に裏打ちされた言葉であって、本当に素晴らしいと思う。
この言葉に救われた夜がいくつもあった。
(なお、寝たふりだけだと退屈なので、ぼくはスリープタイマーで音楽を聴いている。ぼくは目をつぶって横になって音楽を聞いてるだけなんだよ、、と思い込んでると眠れる。自分をだますわけである。眠りについてはまた章を起こす)

さて、いいアドバイスもあれば悪いアドバイスもある。
あるアドバイスをもらったことによって、悪いクセがついてしまって、人生で損をすることがすごくあるのである。

ぼくの場合、本を書き始めの頃に出会った出版社の人の話がすごく悪かった。

「いま、大学の先生に大きな本を書いてもらってるんですけど、1年経っても、2年経っても連絡がないんです。3年経って、さすがにもう出来てるだろうと思って、連絡を取ると、まだ1行も書いてないんです。ああいう人は、我々とは違う時間の世界に住んでいるんですね」

ぼくがこの言葉から学んだ教訓は、単行本の企画と言うのは、1年放っておいても、2年放っておいても、3年放っておいてもボツにならず、書かないからといって、社会的に罰せられることはない、ということだ。
教訓っていうか、何ていうか・・・。

出版社の人は、著者がいかにバンカラで、いい加減か、それで泣かされたかという話を武勇伝のようにするヒト多いけど、あれ、止めた方がいいとぼくは思う。
「ホー、その手があったか」と、著者は悪い学びをしてしまって、ますます付け上がるだけなのである。
ぼくが大層遅筆であって、多くの著作が時宜を得なくなってしまうのは、上の出版社の人に掛けられた呪いであると思っている。
まあ、自分が悪いんだけどね!

テレビやラジオでも悪影響を受けた。

昔、矢口真里さんがオールナイトニッポンで、遊びに行くのに大きなカバンを持ってくる人が信じられない、と言った。
夕方から飲み始めて、カラオケに行こうとか、クラブに行こうとか思っても、大きなカバンを持っている人がいると、白ける。邪魔だ。

なるほどー、と思って、ぼくは別に若い女の子とカラオケに行く用事も、クラブに行く用事もないのに、大きなカバンを持つことが出来なくなってしまった。
たいていミニショルダーに財布と携帯とミュージックプレイヤーと読みかけの本を入れて、それだけで歩いている。
最近はiPhoneが財布以外の3つを兼ねているので、本当に荷物が少なくなった。

非常に快適だが、エクストラの荷物を持つのがすごくツラくなってしまったのである。
地震があって以来、会社からノートパソコンを持ち帰ることが多いが、超・緊張する。
置き忘れないかと思うのである。
また、こんな大荷物を持っている間に、若い女の子と知り合ってこれからカラオケやクラブに行くことになったらどうしよう、ダサい、と思うようになってしまったのである。
実際にはそんなこと十年に一度もないのにである。

逆に、もし、大きなカバンを持つことをいとわない性格、持ち歩いても忘れない能力を身に着けていれば、ノートパソコンをどこにでも持ち歩いていただろう。
すると、町で詩想を得たときに、空き時間にサッと著作が出来たはずである。
そうすれば、もっとぼくも時宜を得た本をたくさん書けたと思う。
そうできなかったのは、矢口真里さんの呪いであると思っている。
いや、自分が悪いんだけど。

あと昔、谷山浩子さんがオールナイトニッポンの恋愛相談のコーナーで(俺ってラジオ好きだな・・・)「男の子にキスしていいかと聞かれると醒める。そう思ったら聞かずにして欲しい」と言ったことがある。
これは苦しんだ。
ぼくは非常にヘタレであって、女性にキスを急に迫ったり出来ない方である。
この「キスしていいか聞くな」論は非常にあまねく広まっている論であるが、実際にネットなどで調べてみると「聞いてくれた方がうれしい」「聞かれないとムカツク」という女性も相当数いるのである。
映画みたいに、急にキスするのがカッコイイ。それは言うところの「ただしイケメンに限る」というやつであって、俺には絶対に適用しないことである。
もし、それを自分で知っていれば、もっと数多くの女性とキス出来たはずだ。
そうできなかったのは、谷山浩子さんの呪いだと思っても差支えないと思うが、まあ自分が悪いんだよ。分かってる。

ていうか、ただ一つの、うまくいかないスローガンにしがみつくのが悪いのだ。
IT業界で有名なワインバーグには「スローガンは思考の代用品」という言葉があるが、この言葉は非常に(良い)影響を受けた。


(くだんの言葉が出てきたのはこの本ではなかったかもしれないが、ジェリーの本は全部オススメ)

習慣を問い返して、あるスローガンが妥当かどうか、常に検討し直すすべきだ。
あと、成功体験にしがみつくのもよくない。
時代は変わっているからだ。
たとえばマクドナルドなどは、毎年すごく味を変えているそうだ。
同じ味を出していると、前よりマズくなった、と言われてしまうそうである。
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