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深沢千尋

Author:深沢千尋
みなさんこんにちは、深沢千尋です。(公式ページ
文字コード【超】研究 改訂第2版NEW!」「すぐわかるPerl」「すぐわかる オブジェクト指向 Perl」の著者です。
ここでは、多くは技術的でないこと、ごくまれに技術的なことをなげやりに書いていきます。
メールは suguwakaruPerl@gmail.com まで。(アットマークは ASCII に)
Twitterはじめました。@query1000です。よろしく~

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残務ゼロ研究会

日曜日の夕方6時15分、渋谷フラッグスで行われた「残務ゼロ研究会」に参加して来た。
これは佐々木正悟さんが主催するセミナーだ。



実は遅刻した。スミマセン。
会場に着くと、かなり余裕のある部屋で、ホワイトボードには「では初めてください!」と書いてあって、参加者が粛々と作業に勤しんでいた。

主催者の佐々木正悟さんに聞くと、最初にちょっと話をしたが「会社だとプレッシャーなどがあってパフォーマンスが上がりにくい。自宅だとリラックスしすぎてパフォーマンスが上がりにくい。その中間の場所を作ってみた。それがココである」ということで、会社でもなく、自宅でもない緊張感で、どこまで仕事が能率が上がるかという話を実践しているという話であった。

そこでぼくも、かねて用意のノートパソコンで、色々仕事をしてみた。
まず会社で着手しているメインの仕事のタスク分解をしてみた。
ネット環境がなかったので、Toodledoを使わず、以前から思っていたのだがプログラムの擬似コード風にタスク分解をしてみた。
あっさり終わったので、ちょっとどうしようかなあと思っていた人間関係のメールを1通書いた。
思いのほかうまく書けたので、このブログの下書きを書いて、いずれ書く本の目次案を書いていると、次のパートの話が始まった。

以下、佐々木さんの話。
メモ書きをほぼそのまま書いているので、いまいち意味不明なところ、実際に佐々木さんがおっしゃってないことはあると思うけど、要約はすべて深沢の責任です。
★★★

みなさん、(ここで残務をやってみて)異常に進みませんか? 私は、来週3日間に分けて勧めようと思っていた本の校正が、全部終わってしまいました。これはいいなあ。10人でも集まれば、ぼくとしてはこの会を続けたいです。

さて、大橋メソッドについて話をします。
私の方法は大橋悦夫さんのやり方が基本だからです。
でもその話は誤解されやすい。
本を書いても誤解される。
なぜか。
それは、やはり仕事術と言うとGTDとか7つの習慣の影響が強い。
みなさんその影響で解釈している。
それは曲解に近い。
ぜんぜん違う。

最近私は、大橋さんと大黒様(だいこくさま)がカブって見えます。
ということで、大黒様の話をします。

星新一著『妄想銀行』から「大黒様」をほぼ全文引用。



別にスピリチュアルな話じゃないです。
私、寺の息子なんで、逆にスピリチュアルなものが全然見えないタチで。

ただ、この話に出てくる、障害さえ取り除けば福が得られるという話は示唆に富むと思います。
多くの人は、7つの習慣とか、GTDとか、何か余計なことを足してしまうんです。

例えば、TaskChuteで、以下のような朝の行動計画、大橋さんの言葉によればレシピを考えます。

・朝起きて
・シャワーを浴びて
・夢ログを付ける

この時点でもううまくいきません。
夢ログというのは、おきてすぐボイスレコーダーに入れても、絶対にワケが分からない。
でも、シャワーを浴びてスッキリして書くと、もう編集したウソを書いている。

つまり、レシピと行動ログが一致しない。
ということは、何か目標達成のためにならないことをしているんです。
福は障害になっているものを取り除けばいいはず。
この時点で何かから遠のいている。

たとえば、移動の時間が無駄だと考えたとする。
だから移動の時間に本を一冊読むことにします、とかよく言われます。
でも朝から本とか読めません。
余計なことを付け加えている。
本を沢山読むとか、なに聞いてたんだ(笑)。
聞いてないんじゃないかって思うんです。

新しいタスクはコンテキストを壊してしまう。
富さんは、新婚旅行でフランスに行かれるそうですけど、そういうことをすると、確実にコンテキストが壊れる。
それぐらい壊すのはむしろ、ダメなことをやめるのにいいかもしれないが。

ここで、TaskChuteが登場する。
これは世にも珍しいコンテクストベースのタスク管理ツールである。
プロジェクトベースではない。
@何時から始まっている。

富さんがTaskChuteを付けたところ、見積もりと実績が以下のようになったそうです。
見積もりとしては、17時間35分で34個のタスクをやろうと思っていた。
実際には18時間42分掛かって、13時間45分ぶん、28個しか終わらなかった。
6個は残務です。
1時間7分が超過労働。
なぜこうなったのか。
見積もりが甘かった。
休憩時間が多くなってしまった。
つまり、シナリオの精度が悪かったとおっしゃってます。

一日の最初は休憩がいらない。
一日の最後は休憩がいる。
同じ2時間でも、朝の2時間と夜の2時間は違う。

みなさんは、岩波から出ているものぐさトミーという本を読まれたでしょうか。
面白いので読んでみてください。



シナリオの精度を上げるには、ログのように見積もればいい。
必然的な流れにしないと違う事をやっちゃう。
ちゃんと完結するように、シナリオを修正する。

(参加者の大野さんに)見積もりタスクが完了されないであふれるようにするには、どうしていますか?

(大野さん)「ぼくは最近はずっとタスクがあふれたことはないです。常に余力を残して終わっています。ぼくは学生時代化け学をやっていましたが、化け学と料理は段取りが必要です。バッファも必要。だからいつもそれを見込んでいます」

大野さんはファイルメーカーでタスク管理ツールを作ってらっしゃったけど、それには「体力」というパラメーターも入れてませんでしたか。

(大野さん)「ファイルメーカーのタスクシュートは、最近は忙しい時しか使ってないです。体力とか、気分とか、入れられるんですけど、めんどくさいから使ってないです。仕事の体力と、集中力というのは、RPGのHPとMPのようなものです。要するに、マラソンのペース配分と一緒。5キロ区間でやることと、10キロ区間でやることは違う」

われわれはコンテキスト、つまり与えられたリソース(時間)しか使えない。
そして朝の2時間と夜の2時間は違う。
体力と気分が違うから。
気分を変える、もうひとつの要素はお金です。
(お金が儲かる仕事はやる気が出る。)

(ぼくが質問してみた)「時間帯と、お金の他に、評判とか、評価っていうのはないでしょうか。ぼくは仕事で褒められたメールをもらうと、集中力が出ますが、いやなメールをもらったりすると、集中力が落ちます」

そのときは何をしますか?

(ぼく)「しょうもないことをしちゃいますねー。ネットで、近所の奥さんが頭がおかしいスレとか読んだり・・・あっでも、何かライフハックの本で、褒められたメールをフォルダに入れて、スイーツっていう名前をつけて、読み返すってのは読みました」

それは美崎栄一郎さんが書かれていますね。



私も一理あると思いますが、私自身は、それほど効果がないと思っています。
同じメールを読んでも、何を書いてあるか覚えてしまうので。
いやなことがあったら、私はエゴサーチします。
悪評とか読んじゃうと落ち込むので、避けるようにして。

能率を上げるには、中くらいの課題を設定するのが一番です。
悪評を読んじゃうと、なにくそと思って、自分には到底なしえない高い目標を作ってしまう。
これは能率的ではない。

現状を変えようとして、誰か偉い人が考えた立派なことをやろうとしても、無理。
無理なのにやろうと思っちゃう。
それはうまくいかない。

フリーランスはコンテキスト(作業に取り組む時間帯)を変えられる。
会社員は自由が利かないから、工夫する必要がある。

(また質問してみた)「朝だと能率が上がる、夜だとダメっていうのは、パソコンが起動した瞬間はメモリがリフレッシュされているけど、使っているうちにだんだんメモリリークのゴミがたまってきたりして、動作が重くなっちゃうっていう」

比喩的にはそうですね。

(質問続行中)「だったら、昼寝すれば、一度再起動すればもう一回能率のピークを作れるんでしょうか」

うまくいくはずですが、本当の朝ほどの高いピークは望めないんじゃないでしょうか。
スリープサイクルというiPhoneアプリがあって、睡眠の周期が分かるんですが、私の睡眠の周期はかなりヘンです。
昼寝だとダメだと思います。
金縛りになってしまう。
だから、昼寝は、多くの方が推奨していらっしゃいますが、向く向かないがあるんじゃないでしょうか。

ではこの後、また残務整理をやってもらいます。
懇親会はないです。
そういう難しいことはしないことにしました。

この会は、リラックスしてうまく行かせることが目的です。
そのためにはやることを減らす。
GTD、7つの習慣だとやることが増えちゃうんです。

減らす技術とか、zen hacksというのはいいと思っていました。



でも、イマイチ盛り上がらないですね。

次回は、忘れたいことを忘れるマインドハックをお伝えしようと思います。
「書く」じゃないですよ。
書くのは確かに有効ですが、それはもう聞き飽きましたよね。
そうではなく、頭なぐるとか、そういうことでもなく、もっとマインドハック的なことをお伝えしようと思います。

作業の能率を決めるのは、ストレスレベルとモチベーションだと思います。
しかし、世の中モチベーション、やる気を重視しすぎだと思います。

会社というのは、仕事する場所なのにパフォーマンスが低い、
プレッシャーが強すぎるから。
仕事する場所なのにパフォーマンスが低いって、ワケ分からなくありませんか。
プレッシャーを下げればいいのに。

ということで、TaskChuteを使う。
シナリオの必然性を高めるべく修正する。
(時間帯や順番を工夫して、予定と実績が一致するようにタスクを決めること)

富さんのレポートに戻りますが「終了時間を意識すると、途中でやめる勇気が出る
、迷っていることを決断出来る」と書かれています。

このブログエントリは、結構長いんですが、「モチベーションを高める」と言う発想がどこにもないんですよね。
私は、これを目指したいと思っています。

私はワクワク感でなんとかしようと思いません。
最近亡くなったスティーブ・ジョブスが、今日死ぬとしたらつまらないことは出来ない、夢中になれることだけやろう、とおっしゃってますが、そんなに、夢中になることやりたいと思わないんですよ。
夢中になって何かをやっていたのは、学生時代ですが、私は最近の方が、仕事はむちゃくちゃはかどっています。

ワクワク感で仕事するのは無理じゃないかと思う。
波を減らすべきなんじゃないか。
7つの習慣ばっかりじゃなくて・・・。
今は、前のめり感では仕事してないけど、めちゃくちゃ仕事しています。
夢中に仕事したくないとつくづく思うんです。
もっとキッチリやるとか、そういう話なら分かるんですが・・・。

★★★

聞き書きはここまで。

まず、TaskChuteを使ってみようと思った!
まだ使っていないが、私の理解では、これは、Excelベースのスケジューラーとタスク管理システムの混ざったようなもので、作業を終わらせるとライフログになるというもの。こういうシステムが欲しかったのである。
これは、是非使ってみようと思う。

あと、ぼくは仕事の気分に左右されすぎなきらいがあって、それが足を引っ張っているんだなあ、と思った。

あと、セミナーの現場で仕事をすれば仕事がはかどるというのは斬新な発想だと思う。
最近コワーキングスペースという流れがあるが、それに近いかもしれない。
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