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Author:深沢千尋
みなさんこんにちは、深沢千尋です。(公式ページ
文字コード【超】研究 改訂第2版NEW!」「すぐわかるPerl」「すぐわかる オブジェクト指向 Perl」の著者です。
ここでは、多くは技術的でないこと、ごくまれに技術的なことをなげやりに書いていきます。
メールは suguwakaruPerl@gmail.com まで。(アットマークは ASCII に)
Twitterはじめました。@query1000です。よろしく~

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iPhone 3GS 賛:さらばGARAKEI

ということで iPhone 3GS を買った。
いやー買ってヨカッタ。
たかだかハードウェアを買ってこんなに感動したのはひさしぶり。
ていうか生まれてはじめてかも!

※ちなみに iPod Touch は会社の人に売りました・・・。

感じとしては、Nintendo DS を買ったとき、RD-X1 を買ったとき(そして X3 を買いなおしたとき)の感じに近いが、それがもっと強い。
初めて Macintosh を見たときの「少年のような感動」がありありと戻ってきた。
今まで迷ってたのなんだったんだろ!
ていうか、今までの携帯で使ってた時間が本当にバカバカしい。

でも、よくよく考えたらごくごくシンプルでストレートな作りだ。
CPU、ストレージ、ディスプレイ、マイク、スピーカー、無線ネットワーク、あとタッチスクリーンと加速度センサーがついてるだけ。
新しいものは何もない。
足りないぐらいだ。
キーボードがない。

ではなぜここまで人を感動させるかというと「透明感」・・・。
制約のなさだろう。
だからどんどん人が集まってきて、勝手にどんどん賢くなる。
「遮るもののなさ」が感動の理由である。

では従来の日本製携帯に何があったかと言うと、それは「隔靴掻痒感」である。
めちゃめちゃ高性能な美しい筐体に、勝手にいろいろ制約を作って難しくしているのだ。

それでも、今まで使っていた(とうぶん2個持ち)docomo SH-04Aは、これまでの携帯の中で最もよかった。
しかし、iPhone とは雲泥の差である。
「たまごっち」と「Nintendo DS」ぐらいの違いがある。



たとえば新しい電子メールを確認するために、SH-04Aでは

(1)画面中央のへん(何もない空間)をタップする。
上の方をタッチしたり、下の方をタッチしたり、上から下に指をすべらせたら別のモードが起動するので注意。
(もう1個別のモードに入ることがあるんだけど、このモードに入る方法、逆にいうとうっかり入らない方法がついに理解できないままこの端末手放しそうだ)

(2)その後、画面左上のメールのアイコンをタップする。
これ、左下には住所録のアイコンがあるんだけど、この2つのアイコンの描き分けがよく分からない。
どっちがどっち?

(3)で、次の「メール」画面から「受信BOX」をタップする。
で、次の「受信BOX」画面の「受信トレイ」「メッセージR」「メッセージF」の3つの中から「受信トレイ」をタップする。
この「メッセージR」というのは何らかの「ドコモからのお知らせ」が入ってくる。
で、「メッセージF」というのも、何らかの「ドコモからのお知らせ」が入ってくる。
FとRの違いがよく分からないのである。
何の頭字語か分からない。

(4)で、やっと受信トレイの中が見れるから、スクロールして好みのメールを出してタップする。

最小4タップ要るのである。
スクロールや、ロックを考えたらもっといるだろう。

iPhoneでは

(1)「メール」のアイコンをタップする

これだけである。
いや、当然 iPhone にもフォルダ階層や、各メールの中身を見るモード、メール一覧を見るモードはある。
(ないわけはない。ないと不便だ)
しかしながら、常に最後に表示した状態を保存していてそれがレジュームされるのだ。
「さっきの続き」という人間の動作に近い動きになっているのだ。
透明感というのはこのことだ。
iPhone/OS/メールクライアントの存在を忘れる。
この透明感はすごい!



昨日は会社の近くのマクドナルドで貧しい夕食を取っていた。
外は小雨が降っていた。
ここ無線LANが使えるんだなあと思って、まずソフトバンク回線で Safari に入り、設定を確認して(さすがに手帳に設定をメモした)ちょいちょいと設定して、無線LANにつないだ。
ちなみに Yahoo! BB は docomo Mzone よりぜんぜん設定がラクチンである。
まあ Yahoo! の方がゆるいというか、ワキが甘いという言い方もあるのかもしれないだろうけど。

で、高解像度で YouTube の動画を見て楽しんだ。

でも・・・思った。
携帯で YouTube の動画を見ることぐらいもっと前の携帯で出来た。
SH-04A は iPhone よりぜんぜん液晶が高精細度だし、docomo は基地局も多いので、もっと快適に閲覧できただろう。
でも、なぜかぼくはそうしなかった。
なぜだろう。

それは携帯のイヤホンを持ち歩く習慣がついに身につかなかったからだ。

先端(変換コネクター)だけ持ち歩けばいいという話もある。
ぼくもそう思っていた。
でも、そんなもの、邪魔だし、すぐなくしてしまうのである。
ていうか普通にイヤホンさせればいい話だ!
どうせ音楽プレイヤーは持ち歩くし、音楽プレイヤーのイヤホンならそこらへんに売っている。
しかるに、携帯はイヤホンの先端の形が違うのである。
キャリアごとに違うし、世代によっても違う。
やってられるかこんなの!

先の世界大戦で日本は、ネジの大きさが戦闘機のメーカーごとに違って往生したそうだ。
だから負けた、と言う人さえいる。
日本の携帯電話のことをガラパゴス携帯、略してガラケーと言う人がいて、ぼくはそういう「スマホ(スマートフォン)」ユーザーのことを内心バカにしていたし、腹も立っていた。
ガラパゴス諸島のゾウガメも、イグアナも、必要があってあの形に進化したし、カッコいい。
同様に、日本の携帯はよく出来ているし、逆にカッコいいと、そう思っていたのだ。
でも、一昨日 iPhone を買ってからこの2日間で、完全にぼくの中で考えが変わった。
やっぱり携帯はオープンに限る!
こんな狭い市場で、チマチマ違う形のイヤホンジャックを作っている場合ではないのである。
イヤホンぐらいつながせろ!



容量が 30G、というのが問題になると思っていた。
以前使っていた iPod はもうディスコンになってしまったと思ったら、またこの秋復活した 160GB の Classic である。
160GB あれば、ウチの CD ぐらいなら完全に入る。
それが 30GB。
これは入らない。
ココが透明感を感じないところだ。

しかし、Simpify Media という民生ソフトを買っていれてみると状況が一変する。
ちなみにこのソフトを買うのも携帯回線で一発だ。
まあ携帯アプリはみなそうだが。

この Simpify Media を入れて、家のパソコンにも同じソフトを入れる。
すると、家のパソコンの iTunes から音楽をストリーミングできるのだ。
すごい!!!
いや、前から分かっていたことだが、やってみると感動するよコレ。
自宅クラウドコンピューティングである。

※ただ、自宅の PC を点けっぱなしにしないといけない、これを使っている間は iPhone で何もできないという制約もある。



ブログをはじめて写真を撮ることも多くなった。
携帯と PC をつないで、ケーブルで転送するか、SDカード経由で抜き差しすればいいのだが、どれも面倒くさい。
家に帰ってそのためにそれだけで時間を使うというのはイヤなものである。
写真を撮ったらすぐに、移動中に送りたい。
それで、以前は自分宛にメールを出していた。
これが結構重い。
家に帰ってメールを開いて、ダウンロードして・・・。

しかし iPhone の場合は、Sugar Sync などのネットストレージサービスで写真フォルダーをクラウドと同期するだけ。
iPhone で写真を撮ると、家のパソコンにもう入っている。
ナニコレ便利過ぎる~
パソコンに詳しくない人は、魔法にしか見えないのではないか。



これまで知らなかった自分が情けない、と思ったが、実は今は買い時最高だったかもしれない。
というのは、先週(?)Google Sync が実装されたからだ。
以前は、メールがプッシュじゃないとイヤだなあ、Mobile Me に移行するのかなあ、でもメアド変えるのヤだなあと思っていたのが、Google Syncで完全に問題がなくなった。
メールも連絡先もスケジュールも、完全に PC と iPhone で同期が取れるようになった。
Gmail にメールが来ると iPhone にプッシュで来る。
iPhone で返事を書くと Gmail で書いたことになる。
スケジュールは Google カレンダーと、連絡先は Gmail のコンタクトリストと完全にリアルタイム(プッシュ)で同期している。
便利だ。

ていうか透明!
これまで何かがジェットを手に入れると、しばらくそれに縛られ、振り回される感が強かった。
今度は iPhone を手に入れたことで、障害なく自由を手に入れたような気がする。
電子の海の中で酸素ボンベを急に手渡されたようなものだ。
マゴ社長が「いままで iPhone なしでどうやって生きていたのだろう」と言っていて、眉につばをつけていたのだが、本当だ!
本当にそう思うよ、マゴさん!
マゴ社長といえば「孫」という歌があって、♪なんでこんなにかわいいのかよ~という出だしだが、本当、iPhone を見てて心からそう思う。
(だんだん文章があやしくなってきた)



iPhone はかわいい。
まずメールが来たときの着信音がかわいい。
ぼくはプッシュ情報恐怖症で、思考を遮る着信音というのが本当にキライなのだが、iPhoneの、子供がちょっと笛を吹くようなメール着信音は本当にすばらしい。
ウェザーリポートの、最初のアルバムの1曲目で「ミルキーウェイ」という曲でウェインショーターがソプラノサックスを「ピッ」と吹くところがあるが、あれに似ている。
美しい音で、ぜんぜん邪魔だと思わないのである。
電話の着信音もかわいい。
音楽を聞きながら夜道を歩いていると、音楽がちょっとだけフェードアウトしてまろやかなチャイムの音がした。
かわいいぞ!

もちろん着信音なんていくらでもカスタマイズすればいいのだが、しなかった。
携帯の着信音のカスタマイズに時間を使う暇はもうない。
でも、デフォルトで着信音がここまでかわいい携帯はいまだかつてなかった!
すばらしい。

でも、たぶんこれを設計した人はあまり苦痛を感じなかったのではないか。
何の制約もなく、今の携帯への不満をそのまま具現化すればよかったのだと思う。
世の中がダサければ、それがビジネスチャンスになるのである。
これは勉強になった。



もっとも、かなりニッチな商品だとは思う。
これだけ一人の人間にハマるということは、逆に受け付けない人も多かろう。
とりあえずコンピューターが苦手な人、洋物がイヤな人はダメだと思う。
結構、かわいいわりに中身は辛口だ。
だからこそこの透明感を実現できたのだろうが、Windows を使っていてデスクトップにショートカットが散らばっている人、すぐにタスクバーがいっぱいになる人、ファイルを探すのに検索ユーティリティを使わない人は使えないと思う。
正直、知り合いのパソコンが苦手な人に勧める気もないし、下手に自慢して見せるのもちょっと怖い。
買うのを勧めてしまって、サポートを求められたらちょっと怖いと思う。

まだまだ、いろんな人のユーザビリティを同時にかなえるほど練られてはいないと思う。
そこにガラケー(つい最近まで抵抗があった言葉をさっきから連呼していて、自分でもイヤだが)の生き残る理由があるのだろう。



でもいいなァ。
トップページで「戻る」ボタンを押してみた。
トップページだから、それ以上戻れないのだが、検索画面が出た。
なんとなく「Peter」と入れてみたら、ピーター・アースキンがドラムを叩いているウェザーリポートの音声ファイルの一覧と、Peterという最近英語を習っている人の住所録データと、Peterとの英会話のスケジュールと、Peterとのメールの一覧がインクリメンタルサーチで出てきた。
いわゆるスポットライトというやつで、Macユーザーにはおなじみの機能であるが、手のひらの中で実現すると訴えるものがある。
思わず電車の中でニヤけてしまった。
これがコンピューターだよ。
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