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深沢千尋

Author:深沢千尋
みなさんこんにちは、深沢千尋です。(公式ページ
文字コード【超】研究 改訂第2版NEW!」「すぐわかるPerl」「すぐわかる オブジェクト指向 Perl」の著者です。
ここでは、多くは技術的でないこと、ごくまれに技術的なことをなげやりに書いていきます。
メールは suguwakaruPerl@gmail.com まで。(アットマークは ASCII に)
Twitterはじめました。@query1000です。よろしく~

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ひるね

Wikipediaというの、あまりにも立派だからつい忘れそうになるのだが、実際は素人の人がボランティアで書いているので、内容は保証されていないし、たまに偏ったことが書いてある。
Lifehacksという項目に、会社員がいかに昼寝をするか、昼寝の場所を確保するのがどれだけ大変か、ということに大きくバランスを崩して書いてあって面白い。
でも言われてみれば、確かに昼寝をする方法はライフハックスの代表選手だろう。
ぼくは以前椅子にもたれて寝ていたが、寝返りを打った時に椅子が回転して落ちそうになり、腰をぐきっとやったのでそれ以降怖くて椅子で寝てはいない。
ほんの10分のことであるが、最近は公園のベンチで寝ている。
昼ごはんを食べて、500メートルぐらい散歩をすると、ちょうどいい木陰にベンチがあって、風が吹いていて、ちょうどいいので、寝る。
眠れはしない。
iPodで音楽を聴きながら、目をつぶって寝たふりをする。
だいたいMiles Davisの「In a silent way」(2曲入りのどっちか)を聞くぐらいである。
これでスッキリシャッキリ。
がんばるぞー、という気になる。

でも先日は雨が降っていて、くだんのベンチは雨で濡れていて使えなかった。
ちょっといたところに「あずまや」があるので行ってみると、家のない人が蝟集していた。
うわーこの近所にこんなに家のない人が住んでいるのか。
どう考えてもそっち優先である。
トボトボと会社に戻った。

会社の近くにショッピングモールがあって、中にもベンチがあって、OLがサンドイッチを食べたり、窓際族の人が(いや、知らないけど)新聞読んだり、近所のおばちゃんが井戸端会議をしたり、赤ちゃんを寝かせたりしている。
そこで座って寝ようと思った。
そのうち本当に眠くなったので、10分だけのことだしと思って軽く横になった。

これがショッピングモールの警備員の関心を引いたのである。
1分もしないうちに「ちょっと」と声をかけられた。
あとで考えたけど、ぼくが座った段階で目をつけていたのだ。
最初はぼくのことではないかもしれないと思ったので、音楽に夢中で聞こえません、という体で死んだふりをしていた。
それはおおげさか。
寝たふりをしていた。

すると「ちょっと、ちょっと」と言って体に触れてゆすぶり起こされた。
これは驚いた。
あわてていま気づいた振りをして「なんですか」というと「ここで寝ちゃダメですよ」と言われた。
それ何法の何条に書いてあるんですか。
そんなことを言う元気もなかったし、もう昼休みも残り少ないし、変なもめ事になってストレスをためたらかえって心身が休まらないので、今日の昼寝はあきらめて「そうですか」と生返事をして、その場を立ち去ったのである。

長い長いベンチに、いろんな人が休憩している。
それを見ながら歩いていると、だんだん「思いだし怒り」が湧いてきた。
あんなおばちゃんどうせ何時間もここに座って井戸端会議をしてるんだろうけど、あの人はOKなんだろう、寝てないから。
あそこで赤ちゃんを寝かしつけてる人がいるけど、あれはOKなのか、お母さんは寝てないから。
たしかにここに、いかにエリートビジネスマンがライフハックス的に英気を養うための「パワー・ナップ」をしに来ているとしても、大の大人が横になるのを許していたら、近所中のビルの人がゴロゴロしにきて収集がつかなくなってしまうし、見た目上もよくない。
それに、放っておいたら、本格的に家がない人が公園のあずまやを抜け出してここに来てしまうかもしれないのである。
警備員はいい仕事をしている。
これからもがんばって欲しい。

家のない人といえば、公立図書館にゴロゴロしているのが問題になっているそうだ。
吾妻ひでおのような人も一時的に家がないときがあって(だからぼくなんかもあぶないよ)図書館は活用していたそうだ。



別に図書館でゴロゴロしちゃ悪いという方はない。
さっきのベンチと一緒で、眠らなければいいのだろう。
なんなら本を読んでいればよい。
家のない人にだって教養は必要だ。
しっかり勉強してそのうち捲土重来を果たしたいという志が高い家のない人だっているだろうし、我が身の無常を哲学的に位置づけたいと思っている人だっているだろう。
しかるに、そういう人がゴロゴロしていたら、堅気の本好きが困る。

東京の、家のない人が住みがちな区の図書館では「女性専用シート」が出来て問題になっているらしい。
たしかにこれはヘンだし、差別だ。
女性だって家のない人だっているだろうし、男性だって横に家のない人が異臭を放っていたら迷惑に感じるだろう。
トランスジェンダーの人はどうするんだ、という話もある。
しかし、プラクティカルなソリューションとしては、男性の家のない人が圧倒的に多数だろうし、それを気にするのは女性の方が多いだろう。
男性はおとなしいから、逆の場合よりもカドが立ちにくい、という判断もあるだろう。
だから、安易なトラブル「軽減策」として、くだんのシートが設置されたわけで、灰色ながらも経緯は理解できる。
共感はできないが。

思ったんだけど「定住していなければ図書カードは作れない」「図書カードを持っていなければ図書館に入れない」ことにしたらどうか。
いや、さっき家のない人こそ勉強した方がいいと言ったばっかりだが、区が本当に問題にしているのが家のない人なのだったらそういう措置をとればいいのではないのか。
それはそれで角が立つのであろうか。
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テーマ : 雑記 - ジャンル : その他

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