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深沢千尋

Author:深沢千尋
みなさんこんにちは、深沢千尋です。(公式ページ
文字コード【超】研究 改訂第2版NEW!」「すぐわかるPerl」「すぐわかる オブジェクト指向 Perl」の著者です。
ここでは、多くは技術的でないこと、ごくまれに技術的なことをなげやりに書いていきます。
メールは suguwakaruPerl@gmail.com まで。(アットマークは ASCII に)
Twitterはじめました。@query1000です。よろしく~

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池田暁子さんは面白い

病院の待合室で週刊文春を読んでいると、池田暁子(きょうこ)さんが2頁の連載をしていた。
エッセイマンガ家なのだが、すごく面白くて、いつかブレイクすると思っていたので、ああブレイクしたんだなーと思った。

最近の出版トレンドで、大判で薄め(「少年アシベ」などと同じ版形)のコミックスで、女性向けのライトエッセイというかハウツー本というか、そういう内容で、しかもマンガというのがある。
大量に出ているのである。
もう出始めて3~4年になると思う。
とりあえず
・重い本は読みたくない
・役に立つ本が読みたい
という二律背反を止揚すると出てくる出版企画なのではないか。
面白いのが、内容がヴァラエティに富んでいることだ。
ガイジンの彼と、理系の彼と、自衛隊の彼と結婚したらどうなるか、という結婚エッセイもの、家を片付けるには、ダイエットするには、お金を貯めるにはどうすればいいか、というハウツーものが代表的だが、他にもうつ病の体験記や、独身生活を淡々と綴ったものなどがある。

あと、作者によって合う合わないがものすごくある。
(自分にとって)つまらないものはホントにつまらない。
つまらない上に、主張をしているので、腹が立つのである。
ただ、つまらない場合はサッサと読むのをやめられるのもいいところである。
分厚い字の本の場合はつまらないなりにモトを取りたいと思うのでそうはいかない。

ちょっと疑問に思うのだが、儲かるのかなあということだ。
製作工程の多さや、それほど部数が出ないことから仕方ないと思うが、ページ数に対してちょっと高い。
1000円近くする。
で、字ではなくてマンガで、しかもこういうのはなぜか大ゴマが多いので、内容が薄いのである。
で、あまりいいことではないが、あっという間に立ち読みできてしまう。
(そういえばこの手の本の一冊で「本は立ち読みで済ませよう、気になるページは携帯で撮ろう」と堂々と書いている本があってお祭りになった。)
女性は本に対してお金がシビアだというイメージがあるし、実際すごく立ち読みしている人が多い。
売れるのだろうかと思うのである。

いろいろくさしてしまったが、こういう本の作者でダントツで面白い人が2人いて、一人が『理系クン』、『理系クン 結婚できるかな?』の高世えり子さんである。





(「理系の人々」ではないので注意。「理系の人々」は、ぼくは良さがよくわからない。)

高世えり子さんの作品は、要するに文系女子が理系男子に対して当惑するという内容なのだが、愛情があること、絵がかわいいこと、ギャグがつまっていて面白いこと、そして「もしかすると自分が異常なのではないか」という内省があるところがあって非常に面白い。
お勧めします。

で、もう一人が池田暁子さんである。



一冊目がコレである。

家が片付けられない女性が、それを克服するまでを書いている。
まず「家が汚いとどういう損をするか」が延々書いてある。
そして、「心機一転掃除を始めてもどうして挫折するか」、「そもそも家が片付けられない自分にはどういう問題があるのか」を書いている。
お説教ではないのである。
まず、問題の本質をまず自分の頭で捉えて、その問題の解決法を筋道を立てて考えようとする。
しかも、徹頭徹尾自分の体験について語っているので、いい加減なことが書いてない。
あっという間に立ち読みできてしまう本だが、何回も読む価値があると思って買ってしまった。
ぼくも家が片付かないのだが、この本は役に立つ。
肝心の掃除の仕方のキモは「田舎に住んでいる母が電話で教えたこと」だというのがすごいが、本当に役に立つのでこれで十分なのである。

で、次の本だ。



この本もすごいよ。
前著ですっかり家がキレイになった著者が、意気揚々と家に編集者を招いたところ、編集者が厳しい人で「この家は少しも片付いていない。片付くところまでを本にしてください」と言う。

具体的に言うと、物が機能的に収納されていないので生活の動線が合理的でない。
見た目上キレイになっていても、何か出そうとするとひっくり返すことになってしまってすぐに逆戻りしてしまう。
ではこの状態を克服するのにどうすればいいか---。

これもいい。
問題が「隠れ肥満」のような「隠れ乱雑」であるから、まず問題が存在することをあぶりださなければならない。
この過程にページを割いているので説得力があるのだ。
勉強になるなー。

あと1冊、貯金の本と、ダイエットの本があるが、いずれも面白かった。
どちらもいまいち内容に共感しなかったのだが(ダイエットの本は特に「自炊」に重点を置いているので自分には役立たないと思った)著者のファンになってしまったので両方買った。
本当に面白い。
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コメント

こんばんは。私も池田 暁子さんの本が大好きです。
「整理術」「ダイエット」「貯金」「時間」を一気にまとめて買って読みました。人にも紹介しました。
お説教くさくなく、なんで失敗したか、どんな方法で改善出来たかを丁寧に過程を追って描いてあって、共感します。
漫画も読みやすいです。
絵がすごくすごく可愛くて、飾ってます。

Re: タイトルなし

まいさん、はじめまして!
池田さんのファン仲間が出来てうれしいです。

ぼくもちょっとだけ技術書を書いていますが、池田さんのように分かりやすく、説教くさくなく、短く、しかも大事なことをちゃんと書くのってものすごく難しいです。
絶対かなわないなーと思いますw

こっちのブログは閉鎖していたので、コメントに気づかず、お返事が遅くなり、すみませんでした。
よろしければ新しいブログもごらんください。
 イジハピ!
 http://blog.query1000.com/

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