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みなさんこんにちは、深沢千尋です。(公式ページ
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そろそろ俺がコンビニのおにぎり問題について語ろうか

こんなに誰でも意見が言える問題はないと思う。
いまの時代の「定点観測」みたいなもので、ブログとかやってる人はみんなめいめい自分の考えを書いた方がいいのではないか。

今は最初の、言うところの「公取よくやった!」的な称揚の声が落ち着いて、みんな乗りすぎ、セブンイレブン本部は悪くない的なゆり戻しの声が強まっている。
ぼくは、公正取引委員会はいい仕事をした、セブンイレブン本部は粛々と命令に従って各フランチャイジーを自由にすべきだという考えである。

前者の声は以下のようである。

第一にもったいない。
食べ物を毎日、月何十万円分も捨てるのはどう考えても常軌を逸している。
ずっとそんなことやらされてたら心が病んでしまうのではないか。
日本の食べ残しは問題で、よく食料自給率の低さが問題になるが、輸入した半分ぐらいの食料が実はそのまま廃棄されていると言う。
食べ物を輸入してはそのまま捨てているのだ。
また、その量は世界の飢えた国を援助する食料の量とほぼ同じだと言う、
「日本人は貧しい国を札束ではたいて飢えに追いやっている」といわれる所以である。

第二にフランチャイジーが経済的に追い詰められている。
売れ残ったおにぎりの分もロイヤリティを計上する。
廃棄に使うお金もフランチャイジーの負担。
本部はおにぎりの廃棄によって懐が痛まないのである。
であれば、一方的にいじめられているフランチャイジーがかわいそうだと思う。

第三に消費者は安い方が助かる。
この経済情勢の中で、苦しい家計を支える人が、まだまだ食べられるおにぎりを捨てているのを尻目に、高いおにぎりを買わされているのはやはりおかしい。

ということで、フランチャイジーが捨てるものなら安く売ってあたりまえ、それを安く売れて消費者もハッピーである。

ではそれに対する反論はどのようなものがあるか。

もし見切り品を売り始めたらみんな見切り品を狙ってくるようになり、正規の商品は売れなくなる、という。

しかし、そんなことはないと思う。
スーパーに行けば分かるが、こういう生鮮食品は「ついさっき作りました! おいしいですよ!」というシールが貼ってあるものと、「見切り品、お買い得です! お早めにお召し上がりください!」というシールが貼ってあるものと並んでいる。
消費者は「これからすぐ食べるから見切り品でもいいや」と思う人と、「車で遠出して出先で食べるから若干持つものがいいや」と思う人がいる。
新鮮さメインの人と、安さメインの人と、価値観がさまざまにあるのである。
であれば、選ばせるべきだ。

仕入れを抑えるようになると売り切れが多くなる、と言う。

しかしながら、コンビニのおにぎりはすでに売り切れが多い。
廃棄が怖いから多く仕入れられないとも考えられる。
見切り品が売れれば逆に仕入れを増やせるかもしれない。
逆かもしれない。

大量に仕入れてどんどん商品を流さないと、新製品を投入できなくなる、という。

たしかに、セブンイレブンは特にその傾向が高い。
しかしながら、大量仕入れ、大量廃棄を前提としたビジネスはおかしいのではないか。
あと、コンビニのおにぎりはラインナップが豊富過ぎである。
梅、こんぶ、鮭、おかか、明太子、ツナマヨ、太巻き、いなりぐらいでいいと思う。
(明太子とツナマヨはおまけしてみた)
「豊富なラインナップ」ってそんなにうれしくない。
時々「梅」とか「おかか」のような定番が売り切れていて、「カルビ焼肉ポン酢」のようなゲテモノ(ぼくぐらいの年齢になるとそう思えて仕方ない)が売れ残っている場合がある。
定番をしっかり売って欲しい。

話は変わるが、これはスーパーの野菜にも言えることだ。
以前書いたが、夜に鍋が食べたくなって、春菊を買いに行ったら売り切れていた。
しかるに、その横に大量のモロヘイヤだの、ブロッコリースーパースプラウトだの、おいしい菜だの、そういう新野菜が大量に売れ残っていたのだ。
新野菜があれば目先が変わって消費者が1回はためしで買うというのだろうが、売るほうの都合丸出しである。
定番が売り切れていると困るのだ。
閑話休題。

見切り品を置くと生鮮食品のイメージがなくなり、ブランドイメージが落ちる、という。

しかしながら、いわゆる反逆店でなくても、レジの横にテーブルを置いて、日用品などの見切り品を売っているのである。
一度コンビニの店長に聞いてみたが、あれは本部の指示なのだそうだ。
つまり、本部はすでに、一部の商品については見切り品も、「一物二価」も認めているのだ。
あのレジ横のテーブルにお菓子が置いてあって「お買い得品」などと手書きのポップが置いてあるの、確かにビンボくさい。
でも、時代だし、エコでいいなとも思う。
反逆店はその方針を拡張しているまでである。

さて、ここまでのハナシは、「コンビニ業界全体にとって、廃棄を前提にしたモデルがいいかどうか」という話であるが、そもそもこの話はおかしいのは、フランチャイジーは独立採算制であり、価格の決定権はそもそも契約上フランチャイジーに委ねられていることだ。
店によっては、ウチは値段重視でいく、と思えばよい。
逆の店もあってよい。
客も店の方針を考えて選ぶ。
それが本来の姿ではないか。

もし、本部の方針が本当にいいものだ、本部についてくれば各店舗も必ず幸せになると言う確信があれば、各フランチャイジーが本部の方針に心酔して、進んで本部の方針に進む、放っておいても本部についていくような仕組みづくりをすればよい。
大所高所に立って戦略を練り、目先の損を飲み込んでも長期の利益や社会貢献をにらむのが本部の仕事である。
であれば短期的な損は本部がかぶるべきだ。
あるいは、どうしても勝手にやられては困ると言うなら直営店にすればいいのである。
しかるに、本部の方針には従ってもらわなければ困るが、損はかぶってもらわなければならない。
独立採算であるから責任は取ってもらう。
そんな話は通らないのではないか。

非正規労働者が問題になっている。
その中には法律上個人事業主で、1人1人が一国一城の主である場合も多い。
しかしながら、正社員並みに会社の方針に縛られている。
グレーゾーンにつけこんで、大企業が「いいとこどり」をしようとするから問題になるのである。
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