「花の街」である。
歌の歌詞をネットに引用してはいけないという良くない法律があるので引けないが、♪輪になって、輪になって・・・という歌だ。
意味がよく分からないところがよい。
明治時代から大正時代、昭和初期に作られた童謡、唱歌にはヘンな歌が多い。
「カラス、なぜ鳴くの」という歌は、永六輔が「強制連行された朝鮮の人が故郷を思って歌う歌だ」という説を唱えていたそうだが違うと思う。
「シャボン玉飛んだ、屋根まで飛んだ」という歌は幼くして死んだ娘だか妹だかを思って書いた歌だそうだ。
不吉な歌が多いのである。
「童謡」という割りに、少しも子供に歌わせたい歌ではないのである。
しかるに、イイ歌が多い。
「木枯らし途絶えて、さゆる空より」という歌(星座はめぐる?)とか、「おぼろ月夜」とかもよい。
「うさぎ追いしかの山」などは完全にオトナ(それも田舎から上京しては見たものの金がなくて故郷に帰れないダメな人)の歌だ。
なぜそんなものを子供に歌わせるんだろう。
「松原遠く、消ゆるところ」というの(海)もよい。
「あした浜辺をさまよえば」というのもすごい。
なんか、グルーミーで情けない(そこがよい)歌が多いのである。
♪いらかの波と雲の波、みたいな元気がいいのがむしろ例外的だ。
NHKの「みんなのうた」の「しらんぷり」という歌があって(りんごの花になっちゃおう、というの)すごく好きで好きで、たまらなかったのだが、これも病気で死にそうな子供が母親のことを思って歌った歌だ、という解説をする人があって、そういわれてみればそうとしか思えないので悲しくなった。
しかしなぜ子供に暗い歌を歌わせようとする文化があるのだろうか。
別に批判するわけではないが、フシギな気がする。
有名な話だが、合唱コンクールの課題曲は暗いのが多い。
「花屋のおばさん、花屋のおじさん亡くなって、お店をたたむと思ったけれど・・・」というの、すごくイイ歌なんだけど、やっぱり暗いよなあー。
有名なトラウマソングは「チコたん」である。女の子を思う男の子の歌だが、女の子は最後車に轢かれて死ぬ。
交通事故の歌は有名なのがもう1個あるけど、忘れた。
インパクトではチコたんにかなわない。
シューベルトの「魔王」というのも怖いが、まあファンタジックだから怖いだけではない。
外国の合唱曲ではシューマンの「流浪の民」というのがあって、ジプシーがその辺で野宿して宴会している歌なのだが、今でも歌って大丈夫なのであろうか。
こうやって並べてみると、なぜアニメソングみたいに普通に明るくて元気が出る歌を歌わせないのだろうかと思う。
国語の教科書に載ってるハナシが暗いのばっかりという話を以前書いたが、日本の学校はどうも生徒を暗い気持ちにさせるのが好きなのではないか。
★
こんにちは!トラックバックテーマ担当本田です。今日のテーマは「心に残っている、教科書にのっていた歌」です!みんなで合唱をした学生時代。音楽の教科書にのっていた数々の名曲。みなさまの心にのこっている曲はなんですか?今日は美空ひばりさんの忌日ということで、このテーマを思いつきました。というのも、本田の学校では音楽の教科笑..
FC2 トラックバックテーマ:「心に残っている、教科書にのっていた歌」
コメントの投稿