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Author:深沢千尋
みなさんこんにちは、深沢千尋です。(公式ページ
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ここでは、多くは技術的でないこと、ごくまれに技術的なことをなげやりに書いていきます。
メールは suguwakaruPerl@gmail.com まで。(アットマークは ASCII に)
Twitterはじめました。@query1000です。よろしく~

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他人指向、採点主義、欠点主義の愚

ちょっと前に「下流社会」という本が流行って、ちょっと立ち読みしてアー俺に当てはまるけど別にいいわ、と思って、結局その本は買わなかった。
人間のある集団をカテゴリーに当てはめて、そのカテゴリーにハマっている人はなぜだめか、と批評する本は実によく出ている。
実際にそういうカテゴリーの人間がいる場合もあるし、いない場合もあるだろう。
そういうカテゴリーの人間がいるとして、それが問題な場合もあるし、問題じゃない場合もあるだろう。
ぼくは総じてこういう本を気にしない。
人は人だからである。
その本を著した人は以前「かまやつひろし」に似たファッションの女を「かまやつ女」と呼称して問題視していたそうだが、本当にそんな人、問題になるほど集団でいるんだろうか?
そもそも、偉大なミュージシャンかまやつひろしさんに失礼じゃないだろうか。
とりあえず、「下流社会」という本とその著者の姿勢にはいまいち疑問を持って、立ち読みはしたけど買わなかったのである。

なぜこういう本が出て、売れるのか。
それは「劣等感商法」なのだろう。
お前は太っている、お前は英語ができない、お前は金がない、お前は家族を築いていない、お前はパソコンが苦手だ、だからお前は世の中の優れた人に比べて劣っている、ヤバいぞ、さあこの本を読んでデキる人の仲間入りをしよう、という恐怖感に基づく金儲けである。

人は向上した方がいいに決まっている。
だからこういう本を読んで、ひとときでもテンション上がって勉強する時間を持てばそれはそれでいいことだと思う。
ということでぼく自身、「やせる本」「英語ができる本」「お金がたまる本」「パソコンが得意になる本」はどうかと思うぐらい買いあさって読んでいるし、最後の1つに関しては自分でも書いている。

問題はこれらがすべて「他人指向」「採点主義」であるところである。

先日ノベール賞(この表記が正しいらしい)を受賞した物理学者が英語ができないというのが問題になって「先生、今日は英語を話されましたか」「スピーチの英語はどうなさるんですか」英語は、英語は、と大問題になった。
その先生の重要な点は、世界で一番物理学ができることだと思うのだが、その先生の業績のすばらしさは少しも問題にされず、ある老人がその年になるまで少しも苦にしていなかった英語の問題ばかりつついて、ほじくり返す。
これはちょっと異常だと思う。
野球選手の野茂が渡米した時も「英語は大丈夫ですか」英語は、英語は、と聞いていてどうかと思った。
彼はスピーチをしに行ったわけではない。
野球のボールを投げに行ったのである。
なぜすぐれた人の欠点ばかりが問題になるのだろうか。
そのくせ、タテマエとしては「人間個性が大事である」と言うことがよく言われる。
本当に個性が重要であれば、人の欠点(?)は放っておけばよさそうなものだ。

こう言う風に人間の平均に照らして欠点であることを問題視する人は、自分も劣等感に支配されている。
子供の頃は学校の先生の顔色を伺い、サラリーマンになると上司の顔色を伺う。
親や配偶者や村の有力者、世間の顔色を伺って、人の基準で他人を優越することを目標に生きるのである。

ぼくは他人はどうでもいいと思う。
自分の基準に照らしてこうありたいと思う自分に欠けているものがあれば、夜も寝ないで勉強すればいい。
それが楽しくてたまらない。
でも、別に自分が好きでもないことが苦手なら、そういうことは無理に勉強しないでいい。
自分の得意分野で勝負し、苦手分野は人に任せればいいと思う。
だから社会を築いているのだ。
逆説的だが、自分が自分勝手に価値観を追及するためにこそ、他人と寄り添うことが必要になってくるのだ。

「最近の日本にはこういう人が出てきている、嘆かわしいことだ」と言われても「へー」と思うだけだ。
(最近はそういうテレビさえ見ないので、識者の意見を知らないことが多い)
自分は自分である。

自分が好きなことをやっていると、苦にならないし、努力が報われるスピードも大きいので、最終的に自分のプレステージも上がる。
しかし、最初からそれを気にしていたわけではない。
たとえあまり努力が報われなくても、好きなことをやっているので、「ストレスの解消に飲んだり食ったり」という必要がない。
昼日中から趣味をやっているようなものなので、最小の収入でも生きていける。
人間好き嫌いに忠実に生きるのが一番だよ。
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