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深沢千尋

Author:深沢千尋
みなさんこんにちは、深沢千尋です。(公式ページ
文字コード【超】研究 改訂第2版NEW!」「すぐわかるPerl」「すぐわかる オブジェクト指向 Perl」の著者です。
ここでは、多くは技術的でないこと、ごくまれに技術的なことをなげやりに書いていきます。
メールは suguwakaruPerl@gmail.com まで。(アットマークは ASCII に)
Twitterはじめました。@query1000です。よろしく~

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顔ハック

もしぼくが深夜放送のDJで、女子中学生から悩みをもらったら、そのうちの1枚はこういうものだろう。「私は太っていて、みにくいので、彼氏が出来ず、不幸です。どうすればいいでしょうか」
この問題は以下のような仮定を含んでいて、いずれもはっきりしない。
(1)私は太っている(十分やせているのに太っていると思いこんでいる人が多い)
(2)私がみにくいのは太っているせいだ(美しく見えないのは太っているせいとは限らない)
(3)私はモテない(にぶいだけかもしれない)
(4)私がモテないのはみにくいせいだ(性格が悪いだけかもしれない)
(5)私はモテないので不幸だ(一人で幸せな人はいくらでもいる)
(6)私は幸せになるべきだ(人間は「幸せ」にならないといけないものだろうか?)
仮定に仮定を積み重ねているので、この人の悩みはほとんど思い込みである、と言ってよさそうである。にもかかわらず、この人の悩みを解決する方法はあるのだ。

1つは最近よく言われる方法で、高級な革の手帳で「私は○月○日までに体重○○kgになります」「私は○月○日までにミス○○になります」「私は○月○日までに年収○○万円のボーイフレンドをゲットします」と書いておく。手帳は持ち歩いてもいいし、どっかに放っておいてもいい。毎日眺めてもいいし、忘れてしまってもいい。さすがに捨ててしまったり、床に置いて足蹴にしたりしない方がよさそうだ。各目標に基づいて細かい計画を立てて遂行する方法も考案されているが、そうしなくてもいい。とにかく手帳に書いて決意しただけでもしめたもので、どこかに手帳をしまっておけば、そのうち夢の方で勝手にかなってしまう。どうせなら10個ぐらい書いた方がよい。

もう1つはもっと具体的な方法で、朝、夜、勉強している間中は始終鏡を見ている。
芸能人は顔がいい。野球だと巨人の選手は顔がいい。両方ともよくテレビに映るからだ。
意外なところでは、美容師さんは美男美女が多い。美のための技術をいっぱい持っているからというのもあるだろうし、ブサイクだと技術をあまり信用されなそうだ。しかしもっと説得力がある理由があって、それは始終鏡を見ているからだそうだ。

鏡をじっと見ていると、クマができていたり、吹き出物が出たりするとすぐ気付く。自然と睡眠や食事に気を遣うようになる。自分が魅力的に見える角度や表情を気にするようになるし、自然な笑顔が身に付きそうだ。

学生だと難しいだろうが、社会人、それもデスクワークの人だったら自分の机に鏡を置いて、常に自分の顔が見えるようにするとよい。こんな悩みを持つぐらいだからその人はそんなに美しくなく、最初は気分が悪くなると思うがすぐ慣れる。だんだん、自分の顔も捨てたもんじゃないと思って驚くほど気分が良くなる。

ぼくも太っていて、みにくい。それを気にしている。でも先週から自分の机に大きな鏡を設置した。もう2週間目になる。これが驚くほど快適である。まず笑顔になり、ポジティブになる。ついついぼうっとしてサボってしまうことがあるのだが、それもなくなった。自分に見張られているのだから息苦しい気持ちにもならない。見回してみると、美しい女子社員の多くが机に鏡を置いて、自分の顔を見ながら仕事をしているので、意外と有名な方法かもしれない。男子もやった方がいいよ。

さて、顔が見にくいと損なのだろうか。損だ。男は顔じゃない、と自分も思っているが、パーティがあると自分でも驚くほど美しい女性の方に吸い寄せられるように向かっている自分に気付く。美しい人は自分に人が寄ってくることに慣れているので、話慣れていて、人あしらいがうまい。いろいろな人に接しているので、話題が豊富で、勉強になる。そうするとますます美しさに磨きがかかるのである。好循環だ。そう思うと、多少容姿に問題がある人も積極的に美しい人に近づいた方がよい。



前にも紹介したと思うが、この本(例によって絶版である)には驚くような実験のことが書いてある。教師100人に子供100人の顔写真を見せ、この子は勉強がよくできるか、この子はできないか、と聞いたところ、驚くほど美しい子供は勉強ができると答え、みにくい子は勉強ができないと答えたそうだ。

ぼくが心理学者をあまり尊敬しないのはこういうところだ。まず、こういう実験をやろうと思う性根がまず下らないと思う。この実験の被験者になった学校の先生も「こんな実験くだらないと思う」と憤然と席を立って欲しかった。しかるに学者は粛々と実験を続け、被験者の教師は粛々と答え、有意な統計が出た。これは厳然たる事実で、そう思えばこの実験をした人は立派な科学者であって、それを下らないと思うぼくは甘ちゃんで間違っていると言えそうである。

美しい子供は教師がちやほやする。正しい答をこたえて「よく出来たわねえ」と言われる時も、みにくい子供に比べて大げさに言われそうである。子供は褒めるとよく育つ。またどんな子供も「この子は教えれば伸びる子だ」とあらかじめ期待されてしつけられるとよく伸びそうである。人間は期待に応えて行動する動物なのだ。

もう一つ穿った事を考えれば、この実験において、貧しい子は洗顔や歯列矯正をまめに施されていないのでみにくく写真に写っているだろう。つまり豊かな子は美しく、成績がよく出来て、逆の子は逆という事実もありそうだ。そんな実験こそ下らないと言えそうだが、世の中は下らないのだから、実験は正しく現実を映している。

暗い話になったが、人間は容姿で決めつけられる。これは厳然たる事実である。そして自分も感情として美しい人間を好み、自分自身そうなりたいと願っている。それはあながち悪いことではないと思う。であれば毎日せいぜい鏡を見て、自分が美しく見えるにはどうしたらいいか、日々意識的/無意識的に考え続けることは、けして損にはならないし、結構楽しいものである。
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コメント

はじめまして!面白く記事を拝読させていただきました。

「ぼくが心理学者をあまり尊敬しないのはこういうところだ。まず、こういう実験をやろうと思う性根がまず下らないと思う。」
本当にそうですね(笑)
無意識に「実験なんだから何をしても許されるんだろう」という思いがあったのか、今まで心理学の本を読んでもそういった実験はいやだなーと思いつつそんなもんだろうと思っていました。

コメントありがとうございます!

漫画家さんでいらっしゃるんですね。
味があってかわいい絵ですね!
ぼくは川崎市在住横浜市在勤です。
ぼくもコンピューターの本なんかをほんのちょっと書いています。

心理学についての部分はやや暴論かとも思ったのですが、本を読んで思ったことをそのまま書きました。
でも、人間が容姿によって人を判断するのは、現実にそうだし、自分もそうだし (^^; それを学術的に研究しようとすれば、こういうことになるのかなあとも思います。

でも、そういう試験を受けさせられる先生の心理も、本には細かく書いていませんでした。
ぼくが学校の先生だったらテストを受けさせられる瞬間に拒否して「これこれこういう学者にこんな腹が立つテストをされそうになった」とブログに書いちゃいます(^^;

ただひとつ言えるのは、昔のテストであって、今は人権上もうできなくなったのかもしれない、ということです。アメリカの研究らしいんですけど、アメリカじゃ履歴書(レジュメ)に写真も貼っちゃいけなければ、年齢も性別も書いちゃいけないんですよね。

人間の容姿と社会については例の岡田斗司夫さんの「いつまでもデブと思うなよ」にも詳しく書かれていましたが、これも読みごたえがありました。

あと、高嶋政弘さんというと「ロックが異常に好きな人」というイメージがありますが、趣味が多いですね~。

見慣れた顔が好ましく見えるというのは大いにありそうですね。なので、机に鏡を置いて自分の顔をマメに見るというのはすごく良い方法で、私も実行したいなと思います。それできれいになれたら嬉しいし、それから何よりも自分で自分をきれいとか好もしいと思えるというのはとても幸せなことだと思いました( ´∀`)

高嶋政弘さんのロック好き有名みたいですね。
鳥好きについては、今まで特に公表されていなくて「田舎に泊まろう」のロケで偶然発覚したらしいです(笑)

絵の方もかわいいと言って下さってありがごうございます☆

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