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みなさんこんにちは、深沢千尋です。(公式ページ
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段ボールのようなもの?

不謹慎ながらどうしようもなくミステリーごころをそそる厚生官僚連続殺傷事件だが、報道で「段ボールのようなもの」あるいは「段ボール箱のようなもの」が容疑者の車にあった、と繰り返していたのが気になった。今検索してみると1個ずつしかないなー。

この犯罪報道での「のようなもの」という言い回し、最初に世間で話題になったのは ATM 打ち壊し事件での「バールのようなもの」であろう。



この言い方は仕方ないものがある。見つけたのは抉じ開けた痕であって、抉じ開けるのに使った道具そのもの、あるいは抉じ開けている現場そのものではないからだ。なお警察発表では「バール様のようなもの」と言われるようだ。これ、そのまま書くと、正しくバールようと読まれず、バールさまと読む読者がいて、どこの国の偉い人が怪力で抉じ開けたのか、と誤解されかねないので新聞記者は「の」を補うのだろう。

上に引いたウィキペディアの記事には「なお、破壊された物品に残された傷跡から「バールのような物でこじ開けた跡が…」といった報道がされることがあるが、逆に「バールでこじ開けた様な跡」とはあまり報道されないようである。これは、その跡を残した器物が不確かではあっても、「こじ開けた跡」があること自体は確かだからである。」という穿ったことが書いてあって面白かった。しかし、怪人が怪力で普通に開けた可能性もぬぐいきれない以上、「バールか何かで抉じ開けたように見える痕」と書くのが正確だろう。ちなみに Wikipedia には跡と書かれているが、この字を見ると「城跡」という言葉を思い出す。アトは MS-IME のサジェスト機能によると痕が正しいようだ。

ato.PNG

拳銃のようなもの、というのはよく聞く。郵便局やコンビニに押し入ったものが拳銃のようなものを見せて脅した。これはリーズナブルな言い回しだと思う。本物の拳銃なのと、モデルガンや木片に靴墨を塗ったものでは犯罪の内容が異なるからである。

しかし段ボール箱のようなもの、とは・・・・。
まず、パッと見で段ボール箱であるかどうか分かるだろう。
で、段ボール箱であるかどうかは事件の本質にあまり関係ないのではないか。
仮に「段ボール箱」と言い切ってしまって、「段ボール箱に見えたけど、カーキ色のスチレン樹脂の箱でした」みたいな訂正を後で入れないと怒られる可能性もまずない。
なのになぜ「のようなもの」をつけるのか。
ここに発言の責任を避ける、あいまいな日本人の心性を感じずにはおれないのはぼくだけだろうか。(お前だけだよ!)

ちなみにこの映画ものすごく好きなんだけど DVD 出てないのね。



あと突然段ボールというバンドもあるね。

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