常時接続の時代になってからずっとそうだったが、さいきんとみに感じるのが、コンピューターってうるさくなったなあということだ。
「最新の更新があります」とか言ってくる。
ひどいのがアップルで、iPodのドライバーを入れただけで、サファリとかモバイルミーとか勝手に入れられて、「更新がありますがどうしますか」と聞いてくる。
どんなに便利なツールでも印象悪いから使う気なくすのである。
そんなのWindowsの更新と一緒で、切断時にまとめてやってくれるようにしてほしい。
仕事する気マンマンで、さあこれからやるぞというときに変なポップアップが出てくる。
「脆弱性があります」とか「あなたのコンピューターが危険にさらされる可能性があります」とかうるさいので、更新すると、今使ってるソフトを全部終了してくださいと言われ、あまつさえ終わったあとに再起動してくださいと言ってくる。
助けてくれ~
これはWindowsが賢くて、終了時に言ってくるのが正しいと思う。
仕事中に脆弱性が襲われたらどうするんですかという理屈だろうか。
イライラしてストレスたまって病気になるリスクも考えてほしい。
ていうか脆弱性って、あんたのところのソフトウェアを使うからなるのであって、一時的に自分の機能をディセーブルすればいい話ではないだろうか。
MSもひどくて、MS-IMEの、変換間違いを直した瞬間に「変換間違いのアンケートにご協力ください」と言われたときは、目がくらむほど腹が立った。
こっちは変換間違いでイライラしているのである。
アンケートなんかに答えてられるか。
Chromeをアンインストールすると「どこが気に入りませんでしたか」と聞いてくる。
別に気に入らないとかそういうんじゃないけど、その卑屈な態度が今イライラするよ!
AVGのツールバーもひどい。
無効にすると、「AVGのツールバーが間違って無効化された恐れがあります。再表示しました」とか聞いてくる。
信じられない!
設定すればこれを聞いてこないこともできるが、ものすごく深いところに設定がある。
「IEは(Firefoxは)既定のブラウザーではないようです。既定にしますか?」
というのもうるさい。
既定のブラウザーを変える方法ぐらい知っているから静かにしてくれよ!
「使っていないアイコンがデスクトップにたくさんあります」って別にいいじゃん!
デスクトップにアイコンを沢山出すとパフォーマンスが下がるのはあんたの非力さの問題だろ!
別にバカなユーザーがデスクトップにアイコン沢山置いて遅いパソコン使ってても、ほっておけばいいのではないか。
わざわざポップアップを出してイライラさせることはないと思う。
インターネットのメルマガについては前に書いた。
とにかくポップアップ、ダイアログ、不要なメール、ツールバーなど、押し付けがましいのである。
こういったプッシュ情報は人の思考を中断する。
知的労働者は思考を中断されるのが一番いやなのである。
しかるに、そういうことに無神経な人がソフトウェアを設計開発している。
これはゆゆしき事態ではないだろうか。
ポップアップを出して、一瞬意識がそれる。
それで霊感が失われることがあるのだ。
知的な生産がしたいからパソコンを駆使しているのにもかかわらず、である。
そもそもこういうプッシュ情報を受け取ると承諾した覚えはない。
いや、最初の使用許諾契約書の小さい小さい字を最後まで読めば、英語でなんかコショコショ書いているのかもしれないけど。
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